Thunderbolt 3から帯域幅は2倍以上に向上
Intel Arc搭載グラフィックスカードに加えて、Thunderbolt関連の製品も得意としているSPARKLE(本社:台湾)ブースでは、最新規格Thunderbolt 5に対応する外付けGPU BOX
「eGPU Studio-G Ultra 8.0」が展示されていた。
現在外付けGPU BOXのインターフェイスにはThunderbolt 3が使用されているが、データ用の帯域が32Gbpsしかないためミドルレンジ以上のグラフィックスカードでは、ボトルネックが発生してパフォーマンスが低下してしまう。
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Thunderbolt 5では最大帯域幅が40Gbpsから120Gbpsに向上している他、SSDや外付けGPU用の帯域幅も32Gbpsから2倍以上に向上している
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一方で、今回展示されていた「eGPU Studio-G Ultra 8.0」では、データ用の帯域幅が2倍以上に拡張されたThunderbolt 5に対応。ボトルネックが大幅に緩和されており、グラフィックスカードの性能をより引き出すことができるようになる。
さらにトリプルファンクーラーの大型グラフィックスカードに対応するため拡張スロットは3段(厚さは4スロットまで対応)で、USBハブ機能やネットワーク機能も搭載。また電源ユニットにはATX 3.0に対応する850Wモデルを内蔵する。なお現時点で発売時期や価格については未定とのこと。