新型の磁気ホールセンサースイッチ搭載、有線・無線で8Kレート対応
多数のアイテムが披露されたASUSのプレス向けイベントにおける、デバイス分野の目玉は
「ROG FALCATA」。ROGブランドから初めて投入される、左右分割スタイルのエルゴノミクスゲーミングキーボードだ。国内での取り扱いも決定している。
肩幅を寛げた状態で入力できる左右分割スタイルを採用した、75%サイズのゲーミングキーボード。左右ユニットをピタリとくっつけると通常のキーボードとして使用できるデザインで、FPSゲームなどでは左ユニットのみでの運用も可能(右側のみは不可)だ。
六角レンチで着脱できるリストレストも付属。底面には高低2種のネジ式スタンドを取り付けることで、手前側を持ち上げたりなど好みの角度に調整できる。
接続はポーリングレート8,000Hzの有線のほか、専用ドングルで8,000Hz通信が可能な低遅延ワイヤレスのROG SpeedNovaに対応する。
キースイッチは、磁気ホールセンサー式の新型リニアスイッチ「ROG HFX V2 Magnetic Switch」(3.5mmストローク/押下圧32gf)を搭載。従来モデルに比べ内蔵する磁石のサイズを大型化したことで精度を高め、0.01mm単位での調整が可能となったとのこと。なお、キーキャップは高耐久なPBTキャップ。
また、内部はシリコンフォーム、ポロンスイッチパッド、ポロンダンピングフォーム、シリコンパッドの4層構造。ちなみに前述のリストレストがマグネットではなく六角ネジ固定だったのは、磁気式スイッチへの影響を考慮しての仕様だ。
そのほか、左側面にはプログラム可能なダイヤルを装備。ダイヤルで設定できる機能は、そのすぐ上にあるROGボタンで切り替えられる。
なお、冒頭の通り国内での取り扱いは決定しているが、価格や販売時期は未定。続報に期待しよう。
ゲーミングマウスの新型として持ち込まれていたのは、超軽量モデル
「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」の後継にあたる
「ROG HARPE II ACE」。特にマウス形状に強いこだわりを持っているという、プロゲーマーのDemon1氏とコラボした製品だ。
筐体に新素材の「BIO BASED NYLON SHELL」を採用したことで、強度が向上しながら重量は47gへと軽量化。センサーは最大42,000dpiに対応するROG HARPE II ACE AIMPOINT PROを搭載している。
そのほか“ZONE MODE”を搭載しており、有効化するとRGB LEDが消灯(RGB制御が邪魔になるため)し8Kポーリングレートで使用可能になる。なお、カラーはブラックとホワイトの2色で、こちらも価格や発売時期は未定だ。