10G+5G LANやWi-Fi 7、USB4などの高速インターフェイスを搭載
ASRock(本社:台湾)は、COMPUTEX TAIPEI 2025に合わせてAMD X870/X870Eチップセットを採用するSocket AM5向け最新ハイエンドマザーボードを持ち込んだ。その中でも特に注目なのが「Taichi」シリーズ初のクリエイター向けモデル
「X870 Taichi Creator」だ。
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見た目にもこだわり、ここにくるまで計6回のデザイン修正が行われたとのこと
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製品の解説を担当した原口氏によれば、“光らないハイエンドマザーボードが欲しい”というユーザーの声が多く寄せられたことから開発された製品で、「Taichi」シリーズの製品らしく電源回路は80A SPSによる計21フェーズの強力な構成。現行のハイエンドCPUはもちろん、今後登場する予定のCPUをも見越した設計になっているという。
また10ギガビットLAN+5ギガビットLANのデュアル有線LANや、Wi-Fi 7、USB4といった高速なインターフェイスが充実しているのも特徴。さらに大量のデータを扱うクリエイターのために、複数の外付けSSDを同時に使用した場合でも、電圧降下による動作不良を抑えることができる「Ultra USB Power」対応USBポートを、既存製品の2ポートから4ポートに拡張した。
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フロント、リア合わせてUSBは23ポート搭載。「LiveMixer」の上位モデルとしてもオススメだ
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その他、メモリスロットはDDR5×4、ストレージはSATA 3.0×4、Blazing M.2×2、Hyper M.2×1、Ultra M.2×1、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 3.0(x16形状)×1で、大型のグラフィックスカードを使用した場合でも下段のスロットが使えるよう間隔は広く取られている。
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大型のグラフィックスカードを搭載した場合でも下段のスロットが塞がれることはない
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またASRockブースでは、メモリスロットを敢えて2本に抑えたオーバークロック向けAMD X870Eマザーボード
「X870E Taichi OCF」や、ゲーミング向けAMD X870マザーボード
「X870 Nova WiFi」、USBを計25ポート搭載する配信者向けAMD X870マザーボード
「X870E LiveMixer」なども展示されていたので画像で紹介しておこう。
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X870E Tacihi OCF
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X870 NOVA WIFI
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X870 LiveMixer WiFi
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