Stream Deck風ボタンを備えたテンキーを左右に取り付け可能
電源ユニットやPCケース、冷却ファンで知られるbe quiet!がゲーミングデバイス分野に参入。その第1弾製品としてCOMPUTEXに持ち込まれていたのが、モジュール式を採用する
「DARK MOUNT」だ。
アルミニウム製トップカバーとマグネット脱着のパームレストを備えた高級感あるメカニカルキーボードで、複数のドック機能と脱着可能なギミック要素が特徴。Stream Deckのようなボタンを搭載したテンキーは取り外せるモジュール式になっており、好みに合わせて左側に付け替えることができる。
本体とテンキーはUSB Type-C(+マグネット)で接続される仕様で、コネクタはスライダーにより左右どちら側にも出すことが可能。左側に付け替えれば、テンキーレスキーボードと同じ距離感でマウスを扱うことができるというわけだ。なお、Stream Deck風ボタンはソフトウェアによるカスタマイズが可能。
また、上部にスクロールバーを備えたメディアドックを搭載。こちらも取り外せるモジュール式で、上部の左右2箇所から取り付け位置を選べるようになっている。
キースイッチは、ホットスワップに対応するCHERRY MX互換のbe quiet!オリジナル。静音リニアと静音タクタイルの2タイプがあり、いずれも潤滑剤塗布済み。打鍵音はかなり静かで、シリコンパッドを含む3層構造のフォームにより静音性を高めている。キーキャップはしっかりコストのかかった2色成形のPBTキャップだ。
なお、角度をつけるための脚部はマグネット着脱式になっている。
「DARK MOUNT」に加え、テンキーの着脱ギミックやメディアドックのない
「LIGHT MOUNT」というバリエーションもラインナップ。それ以外の基本的な仕様は同等で、こちらは左側にノブとマクロキーを搭載する点を特徴とする。
いずれも日本市場での展開が予定されているものの、発売時期や価格は調整中。レイアウトは日本語配列にローカライズされて発売される模様だ。