日本市場での取り扱い決定。テンキーレスモデルやテンキーも展開
ハイクオリティなキーボードに定評のあるLEOPOLDは、COMPUTEX TAIPEI 2025において台湾Mistelおよび独XILENCEと共同でブースを展開。日本での発売も予定しているというフラッグシップキーボード
「ALCHEMIE」を展示していた。
LEOPOLDはこれまでのお硬いイメージを変えたいという思惑があるらしく、型番をそのまま用いていた製品名を刷新。新モデルに錬金術を意味する「ALCHEMIE」というニックネームを与えつつ、カラフルで印象派なパッケージを採用してきた。
この「ALCHEMIE」は手に取ってみると驚くほど重く、バラストを加えて最適化されているという重量は2kg前後。ハードパンチャーが思い切り打ち込んでも動揺しない、ヘビー級のキーボードとして設計された。
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GRAYBLUEキーキャップのスタンダードカラーでリリースされることが決まっているが、カラーバリエーションも構想中らしい
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テンキーレスモデルのカラーバリエーションも展示されていた
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筐体はアルミニウム製で、内部には入力時の不要な反響音を抑えるガスケットマウントを採用。ちなみにホットスワップに対応するキースイッチは、CHERRYかGateron製スイッチのどちらにするか、まだ決まっていないらしい。QMKファームウェアを採用し、VIAユーティリティによるキーのリマップやマクロ登録にも対応する。
なお、高さ調整にはネジ留め式のスタンドを採用。一般的な可動式スタンドでは、2kg前後という重さの筐体は支えられないという判断だろう。また、マグネット脱着ではなくネジ留め式になったのは、磁気式キースイッチを採用した場合の干渉を防ぐ意味合いがあるようだ。
そのほか、接続インターフェイスは2.4GHzワイヤレスとBluetooth、有線USBによるトライモードに対応。レイアウトは104キー英語配列仕様で展示されていたが、日本市場での展開時には日本語配列にローカライズされる予定とのこと。現時点で具体的な発売時期や価格は未定だ。
また、84キーのテンキーレスモデル
「ALCHEMIE TKL」もラインナップ。テンキーレスモデルと組み合わせるのに最適なテンキーパッド
「FC220TP」もリリースされる。