マザーボードのみの購入も可能
ユーザーが自由にカスタマイズできるモジュラー構造のノートPCを手掛けるFramework(本社:アメリカ)ブースで、初のデスクトップPC
「Framework Desktop」が展示されていた。
容量4.5リットルのコンパクトサイズながら、CPUには8コア/16スレッドのRyzen AI MAX 385または、16コア/32スレッドのRyzen AI MAX+ 395を選択可能。内蔵GPUは前者がRadeon 8050S(グラフィックスコア32基)、後者がRadeon 8060S(同40基)を搭載し、重量級のゲームも設定次第で快適に動作する。
さらにメモリはRyzen AI MAX 385モデルが最大32GB(LPDDR5x-8000)、Ryzen AI MAX+ 395モデルなら最大128GB(LPDDR5x-8000)まで対応しており、生成系AIなどの処理にも活用できるとのこと。
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インターフェイスは専用のモジュラー構造で、オプションでUSBや有線LANなどを選択できる
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電源ユニットは400WのFlexATXで、Cooler Masterと共同開発した筐体を採用。外形寸法は96.8×205.5×226.1mm。発売は2025年第3四半期予定で価格は1,099ドル(ベアボーンキット・カスタマイズ可能)から。
なお搭載されているマザーボードはMini-ITXフォームファクタで、マザーボード単体での販売も予定されている。実際ブースでは複数台のマザーボードを使用したAIクラスターのデモも行われていた。
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「Framework Desktop」のマザーボードを使用したAIクラスターシステムのデモも行われていた
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