電源ユニットもデュアル構成に対応
SilverStone Technology(本社:台湾)のブースレポート第2弾は、前回紹介した
「FLP02」と同様に注目を集めていたフラッグシップフルタワーPCケース
「ALTA T2」(型番:SST-ALT2B-G)を取り上げる。
昨年のCOMPUTEXで披露された
「ALTA T1」の後継モデルで、グラフィックスカードを複数枚使用するAIワークステーション用途を考慮し、合計11段の拡張スロットを搭載。上下で挟み込む形のVGAサポーターも標準装備する。
さらに4箇所に420mmサイズラジエーター搭載スペースを備え、電源ユニットもデュアル構成をサポートするなど、フラッグシップらしい装備が満載だ。
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展示機にはトップに360mmラジエーターを搭載していたが、ケースが大きいため小さく感じる
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ちなみにフロントパネルのデザインは「ALTA T1」の密閉式から、スリット状の通気孔へと変更。これによりエアフローが大幅に改善されており、来場者からの評判も「ALTA T2」のフロントパネルデザインのほうが好評という(担当者談)。
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ケースのみでもかなりの重量になるため、底面部分には移動に便利なキャスターを実装する
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対応マザーボードはSSI-EEB、SSI-CEB、E-ATX、XL-ATX(13.5"×10.3")、ATX、MicroATX、Mini-ITX、筐体の素材はスチールとアルミニウムで、外形寸法は幅261mm、奥行き658mm、高さ578mm、容量は99リットル。グローバル市場向けの発売は2026年予定で、国内で取り扱うかは現時点未定とのこと。