安価なMicroATX対応のミニタワー「H3 Flow」も新登場
ピラーレスデザインを採用するミドルタワーPCケース
「H9 FLOW (2025) 」と、MicroATX対応のミニタワーPCケース
「H3 Flow」がNZXTから発売。各ショップにて販売がスタートしている。
「H9 FLOW (2025) 」は、従来モデルの「H9 FLOW」からエアフロー周りを改善した2025年版にあたる。スタンダードモデル
「H9 FLOW (2025) 」のほか、右サイドに420mm 3連結RGB LEDファンを搭載する
「H9 Flow RGB (2025)」、さらにボトムにも420mm 3連結RGB LEDファンを搭載しNZXT Control Hub(LED&ファンコントローラ)を備える最上位
「H9 Flow RGB+ (2025)」をラインナップする。
冷却ファンは最大10基を搭載可能なほか、ラジエーターはトップ420mm/右サイド420mm/ボトム360mm/リア120mmサイズをそれぞれマウント可能。ドライブベイは3.5/2.5共用ベイ×2と2.5インチベイ×4、CPUクーラー全高165mm、グラフィックスカード最大459mm、電源ユニット最大200mmをサポートする。
ちなみに従来モデルの「H9 FLOW」を使用しているショップ店員からは、「右サイドに搭載される420mm 3連結RGB LEDファンの冷却性能が気になる」との声が。さらに豊富な冷却オプションを備えることから、「後からファンを増設することを考えるなら、思い切ってファンマシマシな構成の『H9 Flow RGB+』を選択するのも大いにアリ」とは複数ショップ店員談。
なお、店頭ではいまだ従来モデルも販売されていることから、「分かりにくいので型番を変えてほしかった」という要望がかなり多かった。
【関連記事】COMPUTEX:NZXT「H3 Flow」国内発売目前。ミニタワー最新モデルの実機を眺める(2025.05.22 07:00 更新)
また、COMPUTEX TAIPEI 2025でも注目モデルとしてご紹介した
「H3 Flow」は、NZXT製ケースとしては非常に安い価格設定を特徴とするMicroATX対応のミニタワーPCケース。NZXTのラインナップにはしばらくなかったタイプながら、「似たような外観・スペックのケースも多いため、他社製品との差別化が難しいかもしれない」という声も聞かれた。
冷却ファンは最大7基を搭載可能(標準装備はリア120mm×1)で、ラジエーターはトップ240mm/フロント280mm/リア120mmに対応。CPUクーラー全高170mm、グラフィックスカード最大377mm、電源ユニット最大185mmをサポートする。
なお、いずれも入荷を確認したショップはパソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原本店の各店。