豊富なインターフェイスやカスタマイズ性が魅力のオープンソース電子楽器
高度なカスタマイズ性能を備えたM5Stack Coreベースのポータブル電子楽器
「KANTAN Play core (かんぷれ)」が千石電商 秋葉原本店に入荷している。InstaChordの製品で、価格は税込35,980円。
M5Stack Coreシリーズをコアとして構成された、ハンドヘルドタイプのポータブル電子楽器。複数のクラウドファンディングサイトにてプロジェクトを成功させたアイテムで、オープンソースのプログラムや豊富なインターフェースにより、独自の機能や楽器を自由に開発できる。
メインプログラムのソースがオープンソースとして公開されており、M5StackのArduino開発環境(Arduino IDE)を活用してユーザーが自由にプログラムを改変・追加可能。センサー入力に応じた演奏機能や内蔵マイクを使ったサンプラー機能など、独自の操作方法を持つ楽器を自作できる。
メインコントローラとしてCoreS3 SEを搭載するほか、演奏ボタン×15+4、サイドボタン×2、ジョグダイヤル、アナログレバースイッチ、ロータリーエンコーダ、電源・リセットボタン、2型IPS液晶ディスプレイ(320×240)などを実装。標準MIDI IN/OUT、3.5 mm MIDI IN/OUT、Sync In/Out端子、USB Type-Cなどのインターフェイス、拡張用のGroveポート×3などを備えている。
そのほか、ネットワークはWi-Fi+Bluetooth LE MIDIに対応。音源チップSAM2695とスピーカー、64GBまで対応のmicroSDスロット、加速度センサー、1,200mAhバッテリなどを内蔵する。外形寸法は幅74mm、奥行き125mm、厚み35mm、重量179g。