和風出汁のスープとキリッと締めた麺が美味しい「冷やしラーメン」を食す
毎日アキバでごはんを食べているショップ店員が通う、気になるお店にお邪魔する「秋葉原のおいしいごはん」。今回は、パーツショップで営業している濃厚鶏白湯ラーメンの専門店
「麺屋武一 秋葉原店」に行ってきます。
いわく「焼き鳥職人とラーメン職人がコラボして誕生」したお店(本店は新橋)。場所柄パーツショップ店員の中にもヘビロテに入れている人が多く存在していて、エルミタ取材班も取材上がりにちょくちょくお世話になっています。最近は外国人観光客の間でも人気で、今回19時過ぎに来店した際も7割くらいを外国人のお客さんが占めていました。
まずは入口すぐに設置してある券売機にて食券を購入。まだまだ暑い日が続いていることもあり、7月くらいからやっている夏季限定メニューの
「冷やしラーメン」を注文します。最近は30℃をちょっと超えたくらいでは動じなくなってますが、すっかり麻痺していますよね・・・。
なお食券を店員さんに渡したら、カウンターの隅っこに着席。店内はカウンター11席+テーブル6席という構成で、卓上にはフルーツ酢や黒八味、ゴマなどの味変ツールに割り箸が入った引き出し、お手拭きなどが設置してあります。お水は(やはり卓上にある)セルフの氷水です。
そのまま10分と待たずに「冷やしラーメン」が到着。ちなみに冷やしには“和風”と“辛”の2種類があります。あとは“味玉入り”や全部入りの“特製”といったトッピング、並盛・大盛という違いがあって、今回は“和風”の並盛(850円)をオーダーした次第。
特にトッピングを追加しないプレーンな状態ですが、鶏チャーシューや穂先メンマが標準で入っていて、ネギや玉ねぎ、海苔が散らされているという構成。どんぶりの端には、味変用のワサビも添えられています。
鰹や昆布などからとった和風出汁に鶏スープを加えたという冷たいスープは、ごくごく飲めるくらいスッキリした味わい。キリッと締められた細めの縮れ麺としっかり絡んでくれて、これが実にのど越し爽快なわけです。さっぱりした鶏チャーシューやシャキシャキの玉ねぎなど、夏バテ時でも食べられる組み合わせになっています。
ひとしきり食べ進めて甘めな味に変化を加えたくなったら、ワサビを適量といて味を引き締めましょう。そのままスープまで完飲してごちそうさま。
なお、並盛ではちょっと物足りないなぁという場合は、名物の一つになっている「奥久慈鶏の卵かけごはん」(280円)あたりを加えるのがオススメですね。