合計10製品+試作マウスが一挙発表、10月9日以降に順次発売
株式会社ロジクール(本社:東京都港区)は2025年9月18日、都内にて新製品発表イベント
「Logicool G Play 2025 in Tokyo」を開催。ゲーミングマウスやゲーミングキーボード、ゲーミングヘッドセットなどゲーミングデバイスの最新モデルを多数発表した。
ゲーミングマウス
PRO X2 SUPERSTRIKE
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今回登場したデバイスの中で唯一、ガラスケースに収められて展示されていた
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ゲーミングマウスだけでも複数モデルが発表されたところ、特に注目を集めていたのが“サプライズ”として発表された次世代モデルの
「PRO X2 SUPERSTRIKE」だ。左右のメインボタンに業界初となる「SUPERSTRIKEテクノロジー」を導入、最大30msもの高速化を実現するという。
さらにラピッドトリガー機能のほか、アクチュエーションポイントやクリック強度の調整といった、キーボードのようなカスタマイズ性を備える点も特徴。また、メインボタンには物理スイッチのクリック感に代わる機構として、触覚フィードバックが搭載される。
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Logitech本社のサデウス・クーパー氏に話を聞いた際、特別に試作機を見せてもらうことに
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側面には“TEST UNIT”としてのシリアルナンバー入り
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シェイプは「PRO X SUPERLIGHT 2」と同形状とのことで、センサーには最大分解能44,000dpi/トラッキング速度888IPS/最大加速度88G/ポーリングレート8,000Hz対応のHERO 2センサーを搭載。接続インターフェイスはLIGHTSPEEDワイヤレスで、バッテリライフは最大90時間、予定重量は65gとされる。
発売は2026年初頭を予定。現在はプロゲーマーなどに試作機を提供してフィードバックを募っており、その評判は上々という。
PRO X SUPERLIGHT 2c
2023年10月に発売された人気モデル「PRO X SUPERLIGHT 2」のコンパクトモデルにあたる
「PRO X SUPERLIGHT 2c」も発表された。
【関連記事】ロジクール史上最軽量更新のゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT 2」などPRO Xシリーズ(2023.09.20 18:14 更新)
グリップや手のサイズに応じて、よりコンパクトな「PRO X SUPERLIGHT 2」を求めているユーザー向けとされ、ベースモデルからサイズを約5%縮小。重量も10%以上軽量化して51gになった。
オプティカルの速度とメカニカルの感触を両立させたLIGHTFORCEスイッチ、44,000dpi/888IPS/88G/8,000Hz対応のHERO 2センサーなど、小さくなっても基本性能は「PRO X SUPERLIGHT 2」と変わらず。
ただしサイドボタンやソールの配置が最適化されるなど、サイズダウンに伴いいくつか変更点もあるようだ。接続インターフェイスはLIGHTSPEEDワイヤレスと有線USBで、専用マウスパッドを組み合わせるワイヤレス充電システムのPOWERPLAY 2にも対応している。
2025年10月9日(木)に発売予定で、ロジクールストア価格は税込26,950円。カラーはブラック/マゼンタ/ホワイトの3色をラインナップする。
PRO X SUPERLIGHT 2 SE
「PRO X SUPERLIGHT 2」をベースとした廉価モデルの
「PRO X SUPERLIGHT 2 SE」もリリースされた。
HERO 2センサーやLIGHTFORCEスイッチを搭載するなどコア部分は同等ながら、ポーリングレートが1,000Hz(PRO X SUPERLIGHT 2は8kHz/別売りLIGHTSPEEDアダプタで8kHz対応)に、バッテリライフが88時間(同95時間)に抑えられているほか、付属品が省略されているなどの特徴がある。
2025年10月23日(木)に発売予定で、ロジクールストア価格は税込20,460円。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップする。