Chromebookで利用可能な最も強力なグラフィックスを内蔵
AMDより、Chromebookプラットフォームでは初となる「Zen」アーキテクチャを採用した最新CPU
「Ryzen/Athlon 3000 C-Series Mobile Processors」がリリースされた。
Radeonグラフィックスを内蔵したTDP15Wのモバイル向けCPUで、Ryzenシリーズは
「Ryzen 7 3700C」(4コア/8スレッド/最大4.0GHz/GPU10コア/キャッシュ6MB)、
「Ryzen 5 3500C」(4コア/8スレッド/最大3.7GHz/GPU8コア/キャッシュ6MB)、
「Ryzen 3 3250C」(2コア/4スレッド/最大3.5GHz/GPU3コア/キャッシュ5MB)の3モデル。Athlonシリーズは
「Athlon Gold 3150C」(2コア/4スレッド/最大3.3GHz/GPU3コア/キャッシュ5MB)と
「Athlon Silver 3050C」(2コア/2スレッド/最大3.2GHz/GPU2コア/キャシュ5MB)をラインナップする。
従来のAMD Chromebook(AMD A6-9220C搭載)と比較してGPUパフォーマンスは最大251%向上したほか、マルチタスクおよびコンテンツ制作のパフォーマンスは最大212%、Webブラウジングは最大178%、画像編集のパフォーマンスは最大152%向上。新CPU搭載Chromebookはより薄型・軽量の設計が可能になり、バッテリー性能も向上する。また、Wi-Fi 6およびBluetooth 5.0のサポートにより、接続性も向上する。
新しい「Ryzen/Athlon 3000 C-Series Mobile Processors」を搭載するChromebookは、Acer、ASUS、HP、Lenovoの各社より、2020年第4四半期に発売される予定だ。