PCIex8の専用コネクタでGPUドックに接続。超高性能をコンパクトに実現
ROG Flow X13 GV301シリーズ
GV301QH-R9G1650S32G 市場想定売価税抜199,818円(4月下旬以降発売予定)
GV301QH-R9G1650H120 市場想定売価税抜181,636円(3月12日発売予定)
ROG XG mobile
GC31S-026(GeForce RTX 3080搭載) 市場想定売価税抜136,182円(3月下旬以降発売予定)
GC31R-026(GeForce RTX 3070搭載) 市場想定売価税抜108,909円(4月下旬以降発売予定)
ASUSから“世界最強の13型ノートPC”を謳う
「ROG Flow X13 GV301」がリリースされた。ゲーミングPCとしては珍しい13.4型のコンパクトモデルで、厚み15.8mm&1.35kgと極スリムながらRyzen 9 5900HSとGeForce GTX 1650を搭載。しかし最大の特徴は、外付けのGPUドック
「ROG XG mobile」を組み合わせたハイパフォーマンスだ。
GeForce RTX 3080またはGeForce RTX 3070を内蔵する「ROG XG mobile」は、独自の専用コネクタによるPCI-Express3.0(x8)インターフェイス(63Gbps)で接続。Thunderbolt 4(40Gbps)で接続する一般的なGPUドックのボトルネックを解消し、GPUの性能を最大限に発揮することができる。
「ROG XG mobile」自体も極めてコンパクトで、そのサイズは一般的なGPUドックの6%ほど。小型化の課題になる冷却対策は、ベイパーチャンバーを用いた高効率な冷却機構を導入することで解決した。280Wの電源も内蔵しており、「ROG Flow X13」本体に電力を供給することも可能。ノートPCと合計した重量はわずか約2.35kg、ACアダプタ感覚のパッケージとして両方を持ち運ぶこともできる。
また、「ROG XG mobile」には複数の画面出力やギガビットLAN、USBポートなど豊富なインターフェイスを搭載。「ROG Flow X13」を本格的なワークステーションに変身させることが可能だ。
「ROG Flow X13」は、3,840×2,400ドット/60Hzのディスプレイを搭載する4Kモデル(GV301QH-R9G1650S32G)と、1,920×1,200ドット/120Hzディスプレイ搭載のWUXGAモデル(GV301QH-R9G1650H120)をラインナップ。前述の通りCPUは8コア16スレッドのRyzen 9 5900HSで、グラフィックスはGeForce GTX 1650を搭載している。
CPUにはThermal Grizzly製の液体金属グリスを採用し、最大10℃の温度低下を実現。冷却機構には極薄の84枚ブレードを備えた「アークエアフローファンデザイン」が採用され、反共鳴デザインでノイズを抑えつつ風量・排気率を向上させている。
なおメモリとストレージは、4KモデルがLPDDR4X-4266 32GBで1TB NVMe SSD、WUXGAモデルがLPDDR4X-4266 16GBと512GB NVMe SSDを内蔵している。搭載OSは今回発表の全モデル共通でWindows 10 Home(64bit)
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360°回転のヒンジを採用し、シーンに合わせた使い分けが可能。なお、画面出力はGPUドックと合わせて4系統を備えている
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そのほか、イルミネーションを備えた86キー日本語キーボードや指紋センサー、92万画素Webカメラ、アレイマイクを内蔵。ネットワークはWi-Fi 6+Bluetooth 5.1に対応、インターフェイスはUSB3.2 Gen.2(Type-A/Type-C)×3、HDMIなどを備える。
外形寸法は幅299mm、奥行き222mm、高さ15.8mm、重量約1.35kg。バッテリー駆動時間は最大11.4時間(WUXGAモデル)とされる。
初出時、一部モデルの価格に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。