AMD Zen2+RDNA2のカスタムAPUを採用するSteam OS搭載端末
Valve Corporation(本社:アメリカ)は2022年2月25日(現地時間)、Steam OSを搭載した携帯ゲーム機
「Steam Deck」の販売を開始した。北米やイギリス、ヨーロッパ市場にて購入予約が始まっており、順次出荷が行われる見込み。販売価格は399ドルから。
「Steam Deck」は昨年7月にリリースされた、Steamのゲームがプレイできる携帯ゲーム機。当初は2021年末発売される予定だったところ、世界的な半導体不足の影響により約3ヶ月ほど遅れての出荷開始となった。なお、当初2022年以降と予定されていた日本などアジア地区における販売もまた、同様にずれ込むものと思われる。
ちなみに「Steam Deck」は、Steam OS 3.0を搭載したハンドヘルド型のゲーミング端末で、AMDのカスタムAPUを内蔵する。CPUは4コア8スレッドのZen 2、GPUはレイトレーシング対応のRDNA 2を採用。ディスプレイは解像度1,280×800ドットの7型液晶を備え、アナログスティックやタッチパッド、トリガーボタンなどを備えたゲームパッド機能が一体化している。
なお「Steam Deck」の詳細については、こちらの
プレスリリース記事を参照のこと。