アナログオプティカルスイッチ搭載の2モデルが対象
Razer(本社:アメリカ カリフォルニア州およびシンガポール)は2023年6月7日(現地時間)、アナログオプティカルスイッチ搭載キーボードでさらなる高速入力が可能になる
「Rapid Trigger Mode」の導入を発表した。「Razer Synapse」ソフトウェアのアップデートにより、無償で提供される。
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Razer Huntsman V2 Analog
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Razer Huntsman Mini Analog
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アナログ入力に対応した光学式スイッチRazer Analog Optical Switches(Razer アナログオプティカルスイッチ)を搭載する、
「Razer Huntsman V2 Analog」および
「Razer Huntsman Mini Analog」を対象とした新機能。最小限の労力でキーの作動とリセットを繰り返すことが可能になり、従来より応答性が向上する。
これまでのキーストロークではスイッチが固定のアクチュエーションポイントとリセットポイントを通過する必要があったところ、「Rapid Trigger Mode」ではポイントの固定化を解除。スイッチが上に移動した瞬間にリセットされるようになり、同じキーを繰り返し入力する際のストロークをより迅速に行える。設定は必要に応じて0.1mmの超微細な感度までカスタマイズ可能という。
ストロークの移動量を検知できるアナログオプティカルスイッチの仕様を最大限に活用したもので、新機能の設定には「Razer Synapse」ソフトウェアの最新バージョンが必要。アップデートにより新しく“Actuation”タブが出現し、「Rapid Trigger Mode」を有効にしたいキーを選択、アップストローク/ダウンストロークの感度を調整できるようになる。
なお「Razer Synapse」ソフトウェアのアップデートは順次グローバルで展開される予定で、「6月13日までに世界中のすべてのユーザーに展開される」とのこと。