約40年前の名機が現代に蘇る
テックウインド株式会社(本社:東京都文京区)は2025年2月20日、SilverStone Technology(本社:台湾)の横置きPCケース
「FLP01」(型番:SST-FLP01W)について、国内市場での新規取り扱い開始を発表した。発売は2月28日(金)で、価格はオープンプライス(市場想定売価税込21,780円前後)。
「COMPUTEX TAIPEI 2023」で披露され、当初はエイプリルフールネタとされたNEC「PC-9801」シリーズオマージュの横置きPCケースが製品化。2月21日(金)から予約受付が始まり、2月28日(金)より販売がスタートする。
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COMPUTEX TAIPEI 2023で登場したプロトタイプ。製品版はよりベージュ色を強くし、より"PC-9801寄り”に修正されている
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往年の名機を知る人には説明が不要だが、フロントパネルデザインは「PC-9801VM21」を思わせ、右手にはFDDを模した光学ドライブベイカバー(上段)とアクセスポートカバー(下段)を装備。正方形のPowerスイッチや左手上部のロゴやワンポイントなどを現代に蘇らせた。
横置きPCケースが得意なSilverStoneだけに、内部構造はイマドキ仕様に設計。マザーボードはSSI-CEB、ATX、MicroATX、Mini-ITXに対応し、各有効スペースはCPUクーラーが高さ138mmまで、グラフィックスカードが長さ309mmまで、電源ユニットが奥行き170mmまでを確保している。
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2024年11月に秋葉原で開催された「SilverStone EXPO 2024~LEGACY~」のデモ機。組み込まれた状態を初めて見ることができた
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冷却性能は、背面80mmx2、右側面120mmx2(120mmx1標準装備)、左側面120mmx1/80mx1とされ、水冷ユニットはサポートされていない。ドライブベイは5.25インチオープンベイx1(3.5インチx1または2.5インチx2排他)、3.5インチシャドウベイx1(2.5インチx1排他)、2.5インチx1で、拡張スロットは7+1段。
その他フロントアクセスポートにUSB Type-Cx1、USB 3.0x2、コンボオーディオx1を装備。外形寸法は幅440mm、奥行き362mm、高さ170mmで、重量は4.46kg、容量は27.08リットル。