ノートPC向けのGeForce RTX 5060 Laptop GPUもラインナップ
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2025年4月15日、Blackwellアーキテクチャを採用する最新ミドルレンジGPU
「GeForce RTX 5060」シリーズを発表した。
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いまだに使用しているユーザーが多いPascal、Turing、Ampere世代のミドルレンジGPUからのアップグレードを想定。ネイティブ解像度でもGeForce RTX 5060 TiならGeForce GTX 1060から10倍近い性能アップが期待できる
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今年1月の
CES 2025で発表された
「GeForce RTX 50」シリーズの最新モデルで、第5世代のTensorコアや第4世代のRTコアを搭載し、1枚のレンダリングしたフレームから最大3枚のフレームを生成できる「DLSS4」の「マルチフレーム生成」機能に対応。またビデオメモリには高速なGDDR7を採用し、前世代の製品からフレームレートは最大2倍に向上している。
上位モデル
「GeForce RTX 5060 Ti」のスペックは、シェーダーコア性能が24TFLOPS、Tensorコア性能が759AI TOPS、RTコア性能が72TFLOPS、バスインターフェイスはPCI Express 5.0で、ビデオメモリは8GBモデルに加えて、16GBの大容量モデルも用意されている。価格は8GBモデルが379ドル、16GBモデルが429ドルで、いずれも2025年4月16日(水)より販売を開始する。
下位モデル
「GeForce RTX 5060」のスペックは、シェーダーコア性能が19TFLOPS、Tensorコア性能が614AI TOPS、RTコア性能が58TFLOPS、バスインターフェイスはPCI Express 5.0で、ビデオメモリは8GB。価格は299ドルで、2025年5月より販売を開始する。
またノートPC向けのミドルレンジGPU
「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」も同時リリース。詳細スペックは明らかにされていないが、こちらも2025年5月から搭載モデルが販売される予定で、価格は1,099ドルから。