消去モードはハードとソフトの2パターン
Team Group(本社:台湾)は2025年7月11日(現地時間)、自己破壊機能を備えるPCI Express 4.0(x4)接続のNVMe M.2 SSD
「P250Q」を発表した。容量は256GBと512GB、1TB、2TBの4モデルをラインナップする。
COMPUTEX TAIPEI 2025でも話題を集めた破壊機能を備えるSSDが正式発表。特許取得済みの独立型データ消去回路により、SSDの端子に接続されたボタンを押すだけでフラッシュICを直接破壊しデータが消去できる。消去モードはハードウェア消去とソフトウェア消去の2パターンが用意されている。
また、自己破壊中に停電などが発生してもデータ消去処理を自動的に再開する「自動再開機能」を搭載するほか、破壊の進行状況が目視できる多段階LEDインジケーターを備える。
SSD本体のスペックは、シーケンシャル読込は最高7,000MB/s、書込最高5,500MB/sで、S.M.A.R.Tなどの機能に対応。動作温度は0~70℃、外形寸法は幅22mm、長さ80mm、高さ3.5mm、製品保証は3年間。
なお、株式会社TEAMジャパンによると、国内での取り扱いも決定しているとのこと。具体的な発売予定は未定ながら、多数の問い合わせがきているという。