一般的なATX電源ユニットを搭載可能
Razer(本社:アメリカ カリフォルニア州およびシンガポール)は2025年7月15日(現地時間)、Thunderbolt 5対応eGPU BOX
「Razer Core X V2」(型番:RC21-02270200-R3U1)を発表した。
「Razer Core」シリーズに属する最新モデルで、グラフィックスカードは長さ362.7mm、厚さ82mm(4スロット厚)までの大型モデルに対応。さらにこれまで標準装備だった電源ユニットが別売りになり、ユーザーが好みのATX電源ユニットを搭載できるようになった。
インターフェイスはUSB Type-Cで、Thunderbolt 5の他、Thunderbolt 4やUSB4での接続も可能。また140Wまでの給電機能を備え、対応ノートPCなら同時にバッテリの充電もできる。
グラフィックスカード向けの拡張スロットはPCI Express 4.0x4接続、冷却ファンは120mmサイズで、外形寸法は長さ421mm、高さ216mm、幅197mm、重量3.9kg。なお製品にはThunderbolt 5ケーブル(長さ約1m)が付属する。
同時リリースされた
「Razer Thunderbolt 5 Dock」は、Thunderbolt 5接続に対応するドッキングステーション。インターフェイスはギガビットLAN、Thunderbolt 5ダウンストリーム×3、Thunderbolt 5アップストリーム×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、オーディオジャック×11、UHS-IIカードスロット×1に加え、PCI Express 4.0(x4)接続のM.2スロットを備え、最大8TBまでのSSDを増設できる。
ディスプレイ解像度は最大8K/60Hzまたは4K/240Hz、電源供給は最大140W、外形寸法は幅85mm、長さ206.5mm、高さ30.84mm、重量524g。カラーはブラックとマーキュリーの2色がラインナップする。