7年間の長期供給を保証
AMD(本社:アメリカ)は2025年9月16日(現地時間)、ネットワークセキュリティアプライアンスやエントリーレベル産業用エッジサーバーなど低レイテンシなエッジアプリケーション向け組み込みCPU
「EPYC Embedded 4005」を発表した。
4nmチップレット設計のZen 5アーキテクチャを採用した製品で、ソケットは
「EPYC 4005」と同じSocket AM5に対応。また512bitデータパスを備えたAVX-512命令をサポートし、AI推論ワークロードを効率良く処理できる。
主なスペックはメモリが帯域幅128bitのDDR5-5600 ECC、L3キャッシュは最大128MB、PCI Express 5.0は最大28レーン、TDPは65W~170W、セキュリティ機能はAMD Infinity Guard を備え、7年間の長期供給が保証されている。なお製品ラインナップは以下の通り。
- EPYC Embedded 4585PX(ベース4.3GHz/最大5.7GHz/16コア/32スレッド/TDP170W)
- EPYC Embedded 4565P(ベース4.3GHz/最大5.7GHz/16コア/32スレッド/TDP170W)
- EPYC Embedded 4545P(ベース3.0GHz/最大5.4GHz/16コア/32スレッド/TDP65W)
- EPYC Embedded 4465P(ベース3.4GHz/最大5.4GHz/12コア/24スレッド/TDP65W)
- EPYC Embedded 4345P(ベース3.8GHz/最大5.5GHz/8コア/16スレッド/TDP65W)
- EPYC Embedded 4245P(ベース3.9GHz/最大5.4GHz/6コア/12スレッド/TDP65W)