最大126TOPSのAI処理性能を実現
MICRO COMPUTER TECH LIMITED(本社:香港)が展開するMINISFORUMは2025年9月16日、Ryzen AI Max+ 395を搭載するミニPC
「MS-S1 MAX」を発表した。9月下旬発売予定で、メールアドレスを登録すると28,000円割引になるクーポンが配布される。
16コア/32スレッドのCPUコアに加えて、Radeon 8060 S Graphicsと50TOPSのNPUを内蔵したRyzen AI Max+ 395を搭載し、CPUとGPUがメモリを共有するUMA機能により、最大126TOPSのAI処理性能を実現。ローカル環境で128B+のLLMを処理することができる。
また6本のヒートパイプや2基の冷却ファン、相変化冷却技術などを組み合わせた独自冷却システムにより、コンパクトサイズながら連続定格電力130W、ピーク電力160Wに達する状態でも安定動作を可能にしている。
主なスペックはメモリがLPDDR5x-8000 最大128GB、ストレージはM.2 2280(PCI Express 4.0x4/最大8TB)×1、M.2 2280(PCI Express 4.0x1/最大8TB)×1、ネットワークは10ギガビットLAN×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、拡張スロットはPCI Express 4.0(x4/x16形状)×1、ディスプレイ出力はHDMI×1、USB4×2、USB4 V2×2を搭載する。
電源容量は320W、外形寸法は幅206mm、長さ222mm、高さ77mm、重量2.8kg。OSはWindows 11 Proをプリインストールし、VESAマウントにも対応する。