CPU温度とCPUクロック
まずCPU温度を確認すると高負荷時はおおむね
55℃~65℃の間で推移。急激に温度が上昇するスパイク値も
70℃を超えることはなく、「ROG Strix LC 360 RGB」を使えばメインストリーム向け最高峰となるRyzen 9 3950Xでも、その発熱を完全に抑え込むことができる。
またCPUクロックの推移を確認すると最低値で41.5倍の4.15GHz、平均値は4.20GHz前後で、ベースクロックの3.50GHzからは0.7GHzも上昇。「ROG Strix LC 360 RGB」の高い冷却性能のおかげで、Ryzenシリーズに搭載されている自動オーバークロック機能が有効に動作していることがわかる。
冷却ファン回転数と騒音値
続いてファンの回転数と騒音値をチェックしていこう。省電力機能によって、コア電圧、コアクロックとも抑えられるアイドル時は、ファンの回転数が
1,000rpm前後、騒音値も暗騒音+0.7dBAの
35.2dBAまでしか上がらず、バラック状態にもかかわらずほとんどノイズは気にならなかった。
また高負荷時でも回転率は70%前後、回転数は
1,750rpm前後までしか上がらず余力も十分。騒音値も
40dBAを超えることは一度もなく、ハイエンドCPUを動かしているとは思えないほど静音性が保たれていた。