「MAG」シリーズに属する超軽量薄型のモバイル液晶
まずはMSI製ゲーミング液晶ディスプレイのラインナップを確認しておこう。人気のゲーミングモデル
「Optix」には、
「MPG」(MSI PERFORMANCE GAMING)シリーズ、
「MAG」(MSI ARSENAL GAMING)シリーズ、
「G」(GAMING)シリーズがあり、圧倒的没入感が体験できる湾曲パネル搭載モデルから、ベーシックな平面パネルの入門機まで、多彩なラインナップが用意されている。
そして今回紹介する
「Optix MAG161V」は、本来ゲーミング用途を前面に押し出す「MAG」シリーズに属しながら、15.6型で重量約0.9kgの軽量スリム設計が最大の特徴。厚さは最薄部で5.1mm~最大11mmとされ、明らかにモバイル用途に特化した、従来の「MAG」シリーズとは印象の異なる"異色のモデル”と言っていいだろう。
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シーンを選ばず活躍するシンプルなデザインが印象的な「Optix MAG161V」
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DP alt modeに対応する2つのUSB Type-C
液晶サイズは15.6型のフルHD(1,920×1,080ドット)で、IPS方式で駆動する光沢のあるグレアパネルを採用。視野角は水平垂直共に178°と広く画質の変化が少ない。最大リフレッシュレートは60Hz、輝度は180cd/㎡、静的コントラストは700:1、最大表示色は約26万色となっている。
据え置きタイプのゲーミング液晶と比較すると、かなり控えめなスペックであることは否めないが、映像入力端子はminiHDMI 1.4bx1とUSB Type-Cx2の3系統を備えている。USB Type-Cポートは、DisplayPort Alternate Modeに対応することで、DisplayPortの映像信号とUSB PDの電源を同時に伝送可能となり、最新のノートPC等との組み合わせではUSB Type-Cケーブル1本の接続で完結する仕様だ。