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| 拡張スロット金具の固定は、上部からのネジ留め。多少ドライバーが入れにくいため、軸の細いプラスドライバーがあると便利だろう | |
なお搭載後のクリアランスは、グラフィックスカード右端からフロントパネルまでが約75mm、グラフィックスカード上部からトップパネルまでが約45mm、ライザーケーブルの基板(台座)からラジエター搭載ファンまでが約30mm。グラフィックスカードからウォーターブロックまでが約35mm、同じく電源ユニットブラケットまでが約20mmだった。
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| 電源ユニットブラケット天板にゴムブッシュを装着。2.5インチSSDにはSSD Screwを4本装着しておく | |
| SSD Screwをゴムブッシュに挿し込むだけでマウントは完了。3.5インチHDDならHDD Screwを使用すればいい |
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| フロントパネル裏には2.5インチSSDが2台搭載可能。固定方法は同じくツールフリー機構が採用されている | |
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| 左サイドブラケット部には3.5インチHDDが搭載可能。こちらはツールフリーではなく、背面からインチネジで固定する |
さて、桜が散るまで検証が終わらなかった理由は、小型筐体ならではの複雑さと、それをひとつずつ丁寧に紐解いていく行程が、ミドルタワーPCケースのそれと比べものにならない点に尽きる。恐らく実際の組み込み作業において、それは誰もが感じる事だろう。
繰り返しになるが、この手の小型筐体をベースに組み込むなら、ある程度の覚悟が必要になる。ただその分、完成したときの充実感は確かで、きっと長く使いたくなるPCになるに違いない。じっくり腰を据えて1台を組み上げる作業も、また楽しい。「NR200P Sakura」は無機質なPCに季節感を取り入れた成功例と言える。
協力:Cooler Master Technology