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CHUWI「CoreBook X」 直販価格税込約59,000円(2021年6月3日発売)
製品情報(CHUWI)
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第8世代クアッドコアへCPUを強化した新生「CoreBook X」
今回の主役は今年6月にリニューアルモデルとして販売が開始された
CHUWI「CoreBook X」だ。以前詳細検証をお届けした
「GemiBook」の上位に位置づけられる製品で、CPUは従来のCore i5-7267U(2コア/4スレッド)から、
Core i5-8259U(4コア/8スレッド)へ、それに伴い内蔵GPUもeDRAM 64MBのIntel Iris Graphics 650から、eDRAM 128MBの
Intel Iris Graphics 655にアップグレードされた。
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3世代前とは言え4コア/8スレッドのCore i5-8259Uを搭載する「CoreBook X」。ブーストクロックも3.80GHzと高く、パフォーマンスは侮れない
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さすがにIPCやグラフィックス性能が大きく引き上げられた、第11世代Intel Coreプロセッサに比べるとやや見劣りするものの、第10世代以下ならアーキテクチャ自体にそれほど大きな違いはなし。3世代前のCPUとは言えパフォーマンスには期待ができそうだ。また従来モデルでは256GBとやや心もとなかったストレージ容量も2倍の
512GBに拡張され、かなり余裕のある構成になった。
一方、メモリ容量は従来の16GBから8GBに半減。一応空きスロットは用意されているものの、ネジに加え、ツメでも固定されている底面パネルを外す必要があり、初心者にはやや増設のハードルが高い。またM.2 SSDを増設するためのスロットが省略されているのも残念なところだ。
液晶ディスプレイはアスペクト比3:2の14型IPSパネルで、解像度は2,160×1,440ドット、色域はNTSC70%をカバー。インターフェイスはUSB PD 2.0対応のType-Cx1、USB3.0x1、microSDスロット、3.5mmイヤホンジャックのみの割り切った構成。ネットワークは最高866MbpsのIEEE 802.11ac無線LAN+Bluetooth 4.2を備え、バッテリ容量は46.2Wh、連続駆動時間は公称8時間とされている。
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65W(19V/3.42A)出力のACアダプタが付属。実測縦63mm、横63mm、厚さ30mmのコンパクトモデルで重量は約165g
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その他、ユーザーマニュアルと保証書などが付属する
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外形寸法は幅310mm、奥行き229.5mm、厚さ20.6mm、重量は約1,500g。14型ノートPCとしては薄型・軽量な部類で、かばんに入れての持ち運びも苦にはならないだろう。