「Summit E16 Flip A11U」では本体内部の冷却に、新設計の「Dynamic Cooler Boost」と呼ばれるシステムが採用されている。2つの空冷ファンと3本のヒートパイプ、大型の排熱フィンで構成されたシステムは、内部で発生した熱を効果的に排出可能だ。
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| 大きめの吸気口が設けられている底面部 | 本体内部の冷却システム。比較的コンパクトな構成だ |
| 本体内部のM.2スロットは、Wi-FiカードとSSDで利用。メモリはオンボードだ。なおユーザー自身が分解やパーツ交換を行なうとメーカー保証の対象外となるので注意していただきたい。ストレージの増設等は、MSI公認サポート店のみで対応している |
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| 排気口は本体背面部のヒンジとヒンジの間に配置。クラムシェル型のノートPCモードでは温風がディスプレイに当たるが、変形時はそのまま排出される | |
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| 排気口付近は熱が上がっているが、実際の利用では特に気にならなかった |
ディスプレイのサイズは16型で、解像度は2,560×1,600ドットのWQXGAだ。一般的なフルHD(1,920×1,080ドット)に比べてピクセル比でおよそ1.98倍。画素密度は189ppiで、映像はとても高精細に映し出される。アスペクト比は16:10で、16:9の画面よりも編集領域がやや縦長だ。そのぶんクリエイター向けソフトなどで縦方向に延びるパネルがより多く表示されるほか、3:2の比率が多いカメラ画像では編集領域とのフィット感が高い。
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| 縦方向に長いアスペクト比16:10の16型ディスプレイ。文字中心の資料では、16:9よりも数行程度多く画面の表示される | デジタル一眼レフカメラに多い3:2の写真が、編集領域に自然に収まって映し出される |
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| DCI-P3相当の広色域ディスプレイを採用。映像は非常に明るく、色鮮やかだ |
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| キャリブレーターで計測した結果、DCI-P3カバー率は99.1% |
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| 高リフレッシュレートはウィンドウやカーソルを思いどおりに動かせるほか、ペン入力の精度も向上する |