Cooler Master「MASTERLIQUID ML360 ILLUSION」のパフォーマンスをチェック
続いて美しいイルミーネーション機能が特徴である、360mmラジエターオールインワン型水冷ユニット
Cooler Master「MASTERLIQUID ML360 ILLUSION」の検証を進めていこう。もともとはLGA1700に非対応だが、無償提供されるマウントキットを使用することで第12世代Intel Coreプロセッサでも利用できるようになる。なお個体差の可能性もあるが、今回提供されたマウントキットはネジをキツめに締めないと、CPUコアとの密着が甘く、温度が十分に下がりきらないことがあった。
これまでの製品に比べてファンの回転数が低めということもあり、「Intel標準設定」でもCPU温度は
90~93℃まで上昇した。そして「リミット解除設定」では、CPU温度は
100℃まで上昇。Package Powerも265W前後まで低下しており、Cooler Master「MASTERLIQUID ML360 ILLUSION」でCore i9-12900Kを使う場合は、「Intel標準設定」までに留めておきたい。
またCore i7-12700KやCore i5-12600Kについては、ファンの回転数が最大値まで届かないこともあり、これまでのオールインワン型水冷ユニットと同様、冷却性能には全く不安はない。