|
| 以前検証を行ったTorrentの内部構造とぜひ見比べてほしい。Fractalは本当に小型版が作りたかったのだ |
次に冷却ファンおよびラジエターの増設スペースを確認していこう。高エアフロー志向のPCケースとあって、コンパクト設計でも多くの冷却ファンおよびラジエターが搭載できるよう、最適化されている。システムが求めるエアフローを、ファンサイズの組み合わせによって強弱が付けられる自由度も、Torrent Compactの特徴と言えよう。まずはイラストでパターンを予習し、搭載スペース別に詳しく解説していく。
| Torrent Compactで標準装備される冷却ファン「Dynamic X2 GP-18 PWM」。38mm厚の180mmファンは、リブ無しフレームを採用し、フロントパネル部へテーパーネジ4本で固定されている。インペラ数は7枚で、DC12V/0.35A(Startup voltage 6V)の4pinコネクタ仕様。ケーブル長は実測で約600mmだった |