|
|
MSI「Optix MEG381CQR Plus」 実勢売価税込225,800円前後(2022年3月現在)
製品情報(MSI)
|
大画面と高速応答を両立するRAPID IPSパネル採用ゲーミング液晶
このところ各社が注力する大画面ゲーミング液晶ディスプレイ。30型オーバーの新製品も多く登場している中、秋葉原の複数ショップで話を聞いたところ、
「昨年から従来売れ筋だった24型や27型から、32型クラスやそれ以上の大画面モデルの売れ行きが伸びている」という。
MSI製ディスプレイを扱った撮って出しレビューでも
「MPG ARTYMIS 323CQR」や
「Optix MPG321QRF-QD」、
「Optix MPG321UR-QD」といった32型のモデルを取り上げてきた。そして今回の主役
「Optix MEG381CQR Plus」は、37.5型という大画面のゲーミング液晶ディスプレイだ。
最大の特徴は、
アスペクト比21:9の横長画面による広大な表示領域と、4K(3,840×2,160)解像度に迫る
UWQHD+(3,840×1,600)解像度による高画質。加えて
「曲面に加工するのが難しいとされるRAPID IPSパネルを採用」(メーカー担当者)したことで、
最大リフレッシュレート175Hz(オーバークロック時)、
応答速度1ms(GTG)に対応する高速応答性能を獲得した。曲面パネルならではの没入感と優れた画質、さらに、ゲーミング液晶ディスプレイとしての高いスペックも兼ね備えた製品というわけだ。
また、最大表示色は約10億7,300万色に対応。色域はデジタルシネマ向けのDCI-P3を約96.2%、一般的なデジタルデバイスで広く使用されるsRGBは99.8%カバーしている。ピーク時の最大輝度は600cd/㎡で、色域や輝度など厳しい基準をクリアした
「DisplayHDR 600」に対応。白飛びや黒つぶれがない、リアルな表示を可能としている。
ディスプレイ同期技術はNVIDIA製グラフィックカードと専用のG-SYNC回路を組み合わせることで利用可能な可変リフレッシュレート型同期機能
「G-SYNC ULTIMATE」に対応。暗部の見え方を調整できる
「ダークブースト」などのゲーミング向け機能、
「ブルーライト軽減機能」や
「アンチフリッカー機能」といった定番アイケア機能も備えている。
フロント下部と背面にはRGBライティング機能「Mystic Light」に対応したRGB LEDも内蔵。SteelSeries製ゲーミングデバイスと同期可能な
「SteelSeries GameSense」にも対応し、パーツはもちろんゲーミングアクセサリと組み合わせた統一感のあるゲーミング環境を構築できる。
そのほか、ハードウェアギミックが豊富に用意されているのも「Optix MEG381CQR Plus」のセールスポイント。本体左下には、今回初登場の新機能で直感的に操作可能な
「有機EL搭載ゲーミングダイヤル」を搭載。また、動画配信やWEB会議の際に便利な
「専用カメラクレードル」やゲーマーの必需品である
「マウスバンジー」が用意されている。なお、画面入力のインターフェイスは、HDMI2.0b x2、DisplayPort1.4a x1の3系統を搭載している。