ゲームについても同じく起動には時間がかかるが、今回プレイしたゲームであればおおむねスムーズに動作し、「アスファルト9:Legends-」ではややコマ落ちが見受けられたもののゲームに支障があるほどではなかった。
Fire 7は、最新のエントリースマホを対象にした3Dゲームなどは荷が重いだろうが、比較的カジュアルなゲームであれば十分楽しむことはできると言えよう。
アクションゲーム「Crossy Road」
水上バイクレースゲーム「Riptide GP2」
スナイピングゲーム「スナイパー3Dアサシン」
カーレースゲーム「アスファルト9:Legends-」
「寝モバ」用サブタブレットとして非常に貴重な存在
Fire 7の処理性能は決して高くはない。またAndroid 11ベースの「Fire OS8」を搭載しているが、「Googleモバイルサービス(GMS)」は含まれていない。Googleの「Playストア」はインストールされておらず、GMSに依存するアプリもそのままでは利用できない。
しかしAmazonのアプリストアは、SNS、カジュアルゲーム、動画ストリーミングサービスアプリであれば、定番どころはしっかりと押さえられている。どうしても必要なアプリがAmazonアプリストアになければ、ほかのAndroid端末で「APKファイル」をバックアップして、インストールしてもいいだろう。
Fire 7はメインのタブレットには勧めにくい。しかし、6,980円という価格は突出している。「寝モバ(寝たままモバイル)」などでベッドから叩き落しても気にならないサブのタブレットとしては、非常に貴重な存在と言えよう。