Streacom「DA6」をベースにPCを構築
画像による紹介が一通り完了したところで、ここからはStreacom「DA6」の評価サンプルに構成パーツを実際に組み込みPCを構築する。限りあるスペースにどのように折り合いをつけて、ATX電源ユニットや最大323mmまでの大型グラフィックスカードをサポートしているのか、じっくりと確認していこう。
マザーボードを搭載してみる
まずはマザーボードの組み込みから進めていこう。今回搭載テストに使用したのは、Intel Z690チップセットを採用するMini-ITXマザーボードASUS「ROG Strix Z690-I Gaming WiFi」だ。取り付けは、ボトムパネルから伸びる2本の「マザーボードポスト」に各2本、計4本のネジで固定するだけ。オープンフレームということで、スペースにも余裕があり、特に苦労することはなかった。またリアインターフェイスのI/Oシールドは一体型の「プレマウントI/Oシールド」だが、特に干渉することはなく、スムーズに取り付けることができた。
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「マザーボードポスト」にはあらかじめネジ穴が用意されているため、4本のネジでマザーボードを固定するだけ。特に戸惑うことはないだろう
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ライザーカードを装着する
Streacom「DA6」では、拡張スロットが「マザーボードポスト」の裏側に用意されているため、グラフィックスカードなどの拡張カードを使用する場合には別途ライザーカードを購入する必要がある。使用できるライザーカードは、両端が180°アングルした特殊な形状のもののため、グラフィックスカードを使用する予定があるなら、専用設計のStreacom
「RZ4」を同時に購入しておくといいだろう。
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PCI Express 4.0(x16)に対応する専用ライザーカード「RZ4」
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コネクタ部をマザーボードのPCI Express 4.0(x16)スロットに差し込む
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スロット側は「マザーボードポスト」に実装されているL字型の金具に固定する。なお専用バックプレートで固定するCPUクーラーや水冷ユニットを使用する場合は、ライザーカードを装着する前にバックプレートの準備をしておこう
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