「120~140mm Liquid Cooler」の設定でも冷却性能をチェック
「Air Cooling」の設定では、「SE-224-XTS」の冷却性能にまだ余力が残されていることから、続いてPL1が180Wに引き上げられる「120~140mm Liquid Cooler」の設定でも確認していこう。
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UEFIの「CPU Cooler Type」から「120~140mm Liquid Cooler」を選択した状態でも計測を行った
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「CPU Cooler Type」から「120~140mm Liquid Cooler」を選択すると、PL2は変わらないが、PL1は180Wに引き上げられていた
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CPU温度計測

テスト開始直後約1分間の挙動は「Air Cooling」と同じだが、その後のPackage Powerはいずれのストレステストでも180Wへと約55W上昇。それに伴い動作クロックもPコアが4.6GHz→5.0GHz前後、Eコアが3.5GHz→3.9GHz前後へと引き上げられている。
そしてCPU温度は「OCCT 11.0.20」が
おおむね85~90℃、「CINEBENCH R23」が
95℃前後で推移する。CPU拡張命令を多用する処理を長時間行う場合はPL1=180Wが「SE-224-XTS」にとってちょうどいい設定と言えるだろう。
冷却ファン回転数と騒音値

ファンの回転数やノイズレベルについては「Air Cooling」の「CINEBENCH R23」の挙動と同じで、回転数は
1,550rpm前後、ノイズレベルは
43dBA前後でフラットなグラフになった。