割り切った用途にハマる、格安の大判ゲーミング液晶

いつものゲームプレイを手頃なコストでアップグレード、迫力ある大画面で楽しみたい。そんなニーズにピッタリハマる、エントリーゲーマー注目のゲーミング液晶ディスプレイが、MSIから発売されている
「G323CV」だ。
“ゲーミング標準”の
フルHD解像度(1,920×1,080ドット)を確保しつつ、画面サイズは大判クラスの
31.5型。さらに
曲率1,500Rの湾曲パネルを採用しているため、視界を包み込むようにディスプレイが覆い、首や視線を動かすことなく画面端までを見渡すことができる。プレイ感覚を損ねることなく、没入感たっぷりな大画面のゲームプレイが可能というわけだ。
そして実勢売価は26,000円前後と、このサイズのゲーミング液晶としては格安と言っていい価格設定。そのため
リフレッシュレートは75Hzと控えめであり、この点はコスト面とのトレードオフと言えるかもしれない。

ただし必ずしも高リフレッシュレートが要求されないMMO RPGなどのジャンルをプレイするのであれば、デメリットは最小限。そもそも60Hzに制限されるNintendo Switchのようなコンシューマゲーム機の場合は問題にならないため、使い方次第とも言える。
そのほか、応答速度は1msでディスプレイ同期技術は
AMD FreeSyncをサポート。最大輝度250nit、コントラスト比3,000:1というスペックで、視野角は水平垂直178°とされる。
なお、液晶パネルは黒の表現力に優れたVA方式で、暗いシーンの視認性を向上させる
「ナイトビジョン機能」はゲームプレイに差をつける便利な機能。画面のチラつきを防ぐ
アンチフリッカーや
ブルーライトカットといった定番のアイケア機能も備えており、長時間使用における目の疲労を軽減してくれる。