ベンチマークテスト:CINEBENCH R15
まずはCPUの瞬間的な最高パフォーマンスを計測できる「CINEBENCH R15」のスコアから確認していこう。
シングルコアテストは254cb、マルチコアテストは2,253cbで、
データベースのスコアと比較するとRyzen 7 5700Xとほぼ同等。またマルチコアテストのスコアはシングルコアテストの約8.8倍で、仮想マルチスレッディング(SMT)機能も確実に効果を発揮している。
ベンチマークテスト:CINEBENCH R20
続いて「CINEBENCH R15」より処理が重くなる「CINEBENCH R20」のスコアも確認しておこう。
シングルコアテストが611pts、マルチコアテストが5,216ptsで、こちらも
データベースのRyzen 7 5700Xのスコアとほぼ同じ。モバイル向けのCPUながらRyzen 7 7735HSは、Zen 3アーキテクチャのデスクトップ向けCPUと同等のパフォーマンスが期待できる。
ベンチマークテスト:CINEBENCH R23
続いてメニーコアCPUへ最適化されている最新レンダリングベンチマーク「CINEBENCH R23」のスコアを確認しておこう。
これまでのベンチマークと同じく、シングルコアテスト、マルチコアテストとも
Ryzen 7 5700Xと同等のスコア。これだけパフォーマンスが出ていれば、オフィスアプリケーションはもちろん、クリエイティブなアプリケーションでもストレスなく処理することができるだろう。