「CRAS C910」のパフォーマンスをチェック
「CRAS C930」の検証が一段落したところで、続いて「CRAS C910」の検証を進めていこう。なお各ベンチマークテストは、「CRAS C930」と全く同じ条件で実施している。
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「CRAS C910」の1TBモデル「K01TBM2SP0-C91」の「CrystalDiskInfo 」の結果
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ベンチマークテスト:「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:総合ベンチマーク】
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:Compression-Benchmark】
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シーケンシャルアクセスは読込が約4,086MB/s、書込が約4,006MB/sで、「CRAS C930」と同様PCI Express 3.0(x4)の限界を超える転送速度を記録した。また総合スコアは7,224ポイントで、「CRAS C930」と比較すると約8割とほぼ公称スペックに準ずる結果になった。
そして「Compression-Benchmark」の結果だが、やはり読込・書込とも圧縮率の影響は見られず、シーケンシャルアクセスについては圧縮率の影響はないようだ。
「CrystalDiskMark 8.0.4」で圧縮率の影響をチェック
続いて「CrystalDiskMark 8.0.4」でランダムアクセスを中心に、圧縮率の影響を確認しておこう。
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【デフォルト (ランダム)】
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【All 0×00 (0Fill)】
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「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:Compression-Benchmark」でチェックしたシーケンシャルアクセスだけでなく、ランダムアクセスについても転送速度に差はつかなかった。よって以降のテストは「デフォルト (ランダム)」に絞って行うことにした。