とは言え、本稿ではオールインワン型水冷ユニットで手軽に高冷却システムを構築する事にした。用意したのは7月14日より販売が開始された新作、Cooler Master「MasterLiquid 360L Core ARGB」(型番:MLW-D36M-A18PZ-R1)だ。型番からも分かるとおり360mmサイズラジエーターを備え、新型デュアルチャンバーポンプを搭載。製品資料によると、ラジエーターのフィン面積は従来機種より拡大され、冷却性能が向上されているという。今回はブラックだが、ホワイトカラーのバリエーションも同時に発売されている。
|
| カラーバリエーションのホワイトモデル「MasterLiquid 360L Core ARGB White」(型番:MLW-D36M-A18PZ-RW)。HAF 700はブラックだが、白黒の組み合わせも似合うだろう |
|
| 「S世代デュアルチャンバーポンプ」を採用するウォーターヘッド。寸法は81x76x47mmで、ポンプ寿命(MTTF)は最大70,000時間とされる。なお騒音値は最大12dBAで静音性も十分に確保されている |
|
| チューブ長は一般的なオールインワン型水冷ユニットのそれだが、マザーボード右側にストレスなく設置できている。なおケーブルは120mm ARGBファンの真横にあるグロメット付きスルーホールを通すため、ほとんど露出がない |
|
| ラジエーターは右側面から計12本のネジで固定。ネジ穴はスリットタイプなので、ラジエーター固定位置の微調整ができる |
| Cooler Masterロゴ入りのプラスチック製キャップは、抜けやすいARGBケーブルのコネクタを固定する便利な付属品。ジョイント箇所分が同梱されている |
|
|
| ミニマルデザインが特徴のポンプカバーには、Cooler Masterを象徴する六角形のイルミネーションを内蔵。左サイドパネルと正対した120mm ARGBファンの発光も鮮やか | |
| ツールレスマルチブラケット(HDD/SSD/ポンプ/リザーバー)は文字通りマルチに活躍。ただしストレージとはトレードオフの関係にある事を頭に入れておこう |
|
| 底面のラジエーター/ファンブラケットを使った搭載例 |