まもなく発売予定の
「CFD SSD SFT6000e」を紹介してください。
ネーミングルールも変更されシンプルになりました。6000eの末尾にある「e」はEcoという意味になります。コントローラはRealtekの新型「RTS5772DL」、NANDフラッシュはMicronの176層3D TLC(B47R)で将来的に232層のB58Rに変更予定です。容量ラインナップは512GB、1TB、2TB、4TBの4モデルになります。
|
新型コントローラ「RTS5772DL」について聞かせて下さい。
他社のPCI Express 4.0対応コントローラではシーケンシャル読込が7,000MB/sを超えるものもありますが、「RTS5772DL」は読込・書込ともに最大6,000MB/sになります。これは発熱を抑えるとともに、232層TLC NANDフラッシュでも問題ないようにテストを繰り返しエラーを最小限に抑えた設計にしているためで、結果的に他社のSSDよりも耐久性や信頼性が向上しています。必ずしも最速ではないですが、発熱を抑えつつ常に5,000~6,000MB/sの転送速度を安定して維持できるのが最大のポイントです。
その他にメリットがあれば教えてください。
Realtekに依頼して追加した機能として、製品名にもある「Ecoモード」が搭載されています。「Ecoモード」を有効にすると消費電力が約10%削減され、ノートPCでは発熱の低下やバッテリ駆動時間の延長といった効果が期待できます。その分、最大転送速度も5,000MB/sに低下しますが、実運用における影響は軽微で、ノートPCユーザーにはメリットの方が大きいと判断しました。また発熱が減ることで、SSDの製品寿命自体も延びるはずです。なお、通常モードとEcoモードは専用アプリを使いワンクリックで切り替えが可能です。
|
|
| 新型コントローラ「RTS5772DL」を搭載する「CFD SSD SFT6000e」。標準時の設定は1,066MT/s、電圧0.9Vだが、Ecoモードでは800MT/s、電圧0.8Vに変更される | |
ヒートシンクも非常に薄いですね。
その通りです。銅素材で厚さ0.2mmの極薄ヒートシンクを採用している点も、新製品の大きな特徴ですね。他社の製品で主流のアルミニウムではなく、より熱伝導率の高い銅を採用する事で冷却性能を向上させています。製品版には標準で貼り付けられた状態で出荷され、弊社で行ったテストでは、読込速度5,000MB/s台をキープしつつ銅ヒートシンク搭載時の温度は50℃以下に抑えることができました。SSDに詳しい方なら、いかに低発熱かお分かりいただけると思います。
|
|
| 「CFD SSD SFT6000e」のES品。ヒートシンクが非常に薄いのが分かる | |
|
| CFDが行ったテスト結果の一部。読込速度5,000MB/s台ながらヒートシンク搭載時の温度は50℃を越えることは一度もない。サーマルスロットリングが発生しないため安定動作が期待できる |
日本のユーザーにコメントをお願いします。
Realtekは、コントローラの設計開発、生産だけではなく、その後のPCBの品質管理から工場で行う実装アセンブリまで全てを厳しくコントロールしています。コントローラだけを出荷して、あとはメーカー任せで「ファームウェアの調整もしておいてください」ということはありません。SSD市場に本格参入するにあたり、CFDがパートナーであるというのは非常に心強いと感じています。そしてCFD向けのSSDは、我々が吟味したなかでも一番相性の良いNANDフラッシュを組み合わせ、厳正な品質管理のもと出荷していますので安心して使ってください。
|
協力:Realtek Semiconductor Corp.
CFD販売株式会社