続いて「UL Procyon:Video Editing Benchmark」の結果を確認していこう。CPUの最高温度は「CPU (Tctl/Tdie) [°C]」で、90.9℃、「CPU CCD1 (Tdie) [°C]」で96.9℃、動作クロックが落ちる「CPU CCD2 (Tdie) [°C]」でも85.6℃に。CPU温度は高めだが、「P-core 0 Clock [MHz]」の動作クロックは最高で5,750MHzを記録し、テスト中は5,000MHz~5,600MHzの高クロックで推移し、テスト中の平均クロックは5,393MHzになっている。Core i9-13900Kと同じく、Ryzen 9 7950Xもポン付けするだけで、最大性能で運用することができるだろう。
ポンプは最高回転数の3,100rpmでも、動作音はほぼ感じない。一方、静音性にも配慮されたファンの「EK-Loop Fan FPT 120」でも、最高回転に達する「CINEBENCH R23」実行時は(爆音とまではいかないものの)、40dBAを超えている。ただし「Adobe Premiere Pro」を使った「UL Procyon Video Editing Benchmark」では、平均ファン回転数が1,200rpm台(回転率40%前後)のCore i9-13900Kでは30dBA未満。1,700rpm台となるRyzen 9 7950Xでは、30dBAを超えているが、気になることはないだろう。
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協力:EK Japan合同会社