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「INNO3D GeForce RTX 4070 TWIN X2 OC WHITE STEALTH」(型番:N40702-126XX-183052V)
直販価格税込96,000円(2023年9月19日発売)
製品情報(INNO3Dブランド/株式会社エルザジャパン)
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コネクタ部分を隠す「ステルスケーブルマネジメント」を搭載
NVIDIA GeForce GTX 1650/1630や、AMD Radeon RX 6400といった一部のローエンドモデルを除き、グラフィックスカードを使う上でどうしても避けることができない補助電源ケーブル(コネクタ)。一般的にはグラフィックスカードの側面に実装されているため、強化ガラス製サイドパネルを採用するPCケースだとどうしても配線が目立ってしまう。さらに幅の狭いPCケースではサイドパネルと干渉するという問題もある。
この問題を解消するためにINNO3Dが開発したのが、補助電源コネクタを本体の裏面に実装。さらにバックプレートに電源コネクタを隠すための専用カバーを搭載した
「ステルスケーブルマネジメント」だ。製品には本体カラーに合わせた白い延長ケーブルも付属しており、コネクタの露出を抑えるとともにケーブルも目立たなくなるというワケだ。
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コネクタ部は専用のカバーで目隠しが可能。さらに白い延長ケーブルが付属するため、カラーも統一できる
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ちなみにグラフィックスカードの補助電源ケーブルを隠す手法として、ASUSからはCOMPUTEX TAIPEI 2023に合わせてコンセプトモデルの
「Hidden-Connector Concept Build」がアナウンスされている。
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「Hidden-Connector Concept Build」では、マザーボード上にグラフィックスカードの給電専用コネクタが実装されているためケーブル自体が不要になる。ただし、専用設計のグラフィックスカードやマザーボード、ケースが必要になるため導入のハードルはかなり高い
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マザーボード上にグラフィックカードの給電専用コネクタを備えるため、補助電源ケーブルは完全に隠すことができるが、グラフィックスカードだけでなく、マザーボードやPCケースも対応製品が必要になる。さらにライザーカードを使った垂直設置ができないなど、かなり制限が多い。一方、INNO3Dの「ステルスケーブルマネジメント」はグラフィックスカードのみで完結しているため、導入するハードルはグッと低くなる。
そんな「ステルスケーブルマネジメント」を採用する初のグラフィックスカードが今回の主役である
「INNO3D GeForce RTX 4070 TWIN X2 OC WHITE STEALTH」だ。型番からも分かる通り、
「INNO3D GeForce RTX 4070 TWIN X2 OC WHITE」をベースにした製品で、GPUにはGeForce RTX 4070を搭載。VGAクーラーは、ホワイトとシルバーのツートンカラーのオリジナルデュアルファンクーラーで、裏面にも真っ白なバックプレートを採用する。
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カード同様ホワイトを基調にしたパッケージ。サイズは実測で幅330mm、高さ280mm、厚さ73mmだった
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主なスペックは、CUDAコア数5,888基、ベースクロック1,920MHz、ブーストクロック2,505MHz、メモリスピード21Gbps、メモリバス幅192bit、メモリ帯域幅504GB/s、ビデオメモリはGDDR6X 12GBを搭載。バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、出力インターフェイスはDisplayPort×3、HDMI×1、補助電源コネクタは8pin×1を備える。