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アイネックス「CC-10」 市場想定売価税込2,380円~2,680円(2024年11月13日出荷開始)
製品情報(アイネックス)
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ここまで小さくて冷えるのか。全高わずか31mのCPUクーラー
Mini-ITXケースやスリムPCケースでは、そのサイズゆえ多くの場合CPUクーラーの高さが制限されている。その問題を解消するため、全高を抑えたいわゆるロープロファイルCPUクーラーが存在しているわけだが、その中でもひときわコンパクトなのが今回の主役であるアイネックスの
「CC-10」だ。
2016年にリリースされたLGA115x向けロープロファイルCPUクーラー
「CC-01」のLGA1700版といった位置づけの製品で、銅製の受熱ベースを備えた放射状の薄型アルミニウムヒートシンクと、厚さ16.8mmの95mmラウンド形状ファンを組み合わせることで、全高はわずか31mmに抑えられている。
実際にPCに組み込んだところ、全高はメモリとほぼ同じで、およそどんなPCケースを使用した場合でも干渉する心配はないだろう。ただし、あまりの小ささにCPUをしっかりと冷やすことができるのかは気になるところ。冷却性能については、テストセッションでしっかりと検証していこう。
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パッケージサイズは実測幅105mm、奥行き105mm、高さ60mmで、製品にはサーマルグリスのみ付属する
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簡単にスペックを確認しておくと、冷却ファンのコネクタは4pin PWM、回転数は900±300~2,800rpm±10%、最大風量35CFM、ノイズレベル12~33dBA。外形寸法は幅95mm、奥行き95m、高さ31mmで、マザーボードへの取り付けは付属のバックプレートによるネジ止め式を採用。リテールクーラーのプッシュピン式よりしっかりと固定できそうだ。
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固定用のバックプレートは本体に取り付けられた状態でパッケージに収納されていた
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放射状の薄型アルミニウムヒートシンクの中央には銅製コアが埋め込まれていた。なおPCに取り付ける場合は保護シールを剥がすのを忘れないようにしよう
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