前後を開放状態にしたBOX型のシャドウベイユニットは、ボトム面の2箇所に引っ掛け、2本のインチネジで固定されている。そして出荷時の標準ポジションからさらに後方へ30mm移設が可能。フロントパネル裏に長尺ラジエーターを設置する場合は、後方へセットバックしなければならない。つまり実測260mmあった電源ユニット搭載スペースを拝借するという関係にある。
| 底面には標準搭載位置より約30mm後方にネジ穴を用意。ハイエンド志向の構成パーツを選定するなら頭に入れておく必要がありそうだ |
|
|
| 3.5インチHDDx2台構成にした場合のシャドウベイユニット | プラスチック製専用トレイは左右にピンがあり、3.5インチHDDであればツールフリーによる固定ができる |
| スチール製専用ブラケット。底面には4つの穴があり、ここで2.5インチSSDをネジ留めすることになる。なおコネクタは下向きで固定するとケーブルのレイアウトがし易くなる |
水平/垂直両対応をアピールする意味合いと解釈できるが、そもそもライザーケーブルはオプション扱いであることから、多くのユーザーは水平マウントを選択するだろう。つまり一般的なスタイルで組み込む場合、垂直設置用ブラケットをわざわざ外し、付属品の拡張スロット金具を必要数装着しなければならない。これがZALMANスタイルだ。
|
|
| 垂直設置用ブラケットは2本のインチネジで側面を固定。さらにボトムカバー天板に装着されたスタンドオフにミリネジ1本でネジ留めされている。なお付属の拡張スロットブラケット計7本のうち、1本はVideo CableとPower Cable引き回し用に一部がカットされている | |