ベンチマークテスト:3DMark:Steel Nomad
続いて、APIにDirectX 12を使用する最新ベンチマーク「Steel Nomad」のスコアを確認しておこう。
GeForce RTX 4090との差は約55%で、これまでのテストの中では最も大きな差がついた。また平均フレームレートは約142fpsで、4K解像度でもレイトレーシングを使用しないなら、重量級のゲームも高リフレッシュレートな環境で快適に楽しめるだろう。
ベンチマークテスト:3DMark:Time Spy
続いてDirectX 12を使用する定番ベンチマーク「Time Spy」のスコアを確認していこう。なお今回はハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、プリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方で計測を行った。
「Steel Nomad」に比べるとその差は縮まっているものの、いずれのテストでもGraphics scoreはGeForce RTX 4090を約35%上回る。またテスト中のフレームレートはWQHD解像度の「Time Spy」ではGraphics test 1が約310fps、Graphics test 2が約275fps、4K解像度の「Time Spy」ではいずれも約150fpsで、やはりレイトレーシングを使用しないのであれば、重量級のゲームでも4K解像度までなら高リフレッシュレートなゲームプレイが可能だ。
ベンチマークテスト:3DMark:Fire Strike
「3DMark」系ベンチマークのラストは、APIにDirect X11を使用する旧世代のラスタライズテスト「Fire Strike」のスコアを確認しておこう。なおプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類全てで計測を行っている。
フルHD解像度の「Fire Strike」では、Graphics scoreが10万を超える圧巻のスコアを記録した。フレームレートも「Fire Strike」ではGraphics test 1が約515fps、Graphis test 2が約395fps、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」はそれぞれ約330fpsと約210fps、4K解像度の「Fire Strike Ultra」でも約190fpsと約110fpsで、古めのゲームでも十分なパフォーマンスを発揮する。ちなみにGeForce RTX 4090との差は、「Fire Strike」では約25%にとどまるが、「Fire Strike Extreme」や「Fire Strike Ultra」では「Time Spy」と同様35%を上回る。