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| Noctuaの創業者Roland Mossig氏。「開発には直接関わっていない」とは言うものの、CPUクーラーに対する造詣は深い | Noctuaの国際セールスと製品の返品管理を担当するKatarina Djordjevic氏 |
はじめに、ブランドとしてのNoctuaが生まれた経緯を教えて下さい。
もともと妻がPC関連の会社に勤めていたのですが、私が23歳の時にその会社が廃業。そこで2000年に二人で立ち上げたのが、私がCEOを務める
Rascom Computerdistribution Ges.mbH(以下Rascom)です。
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当初から、CPUクーラーや冷却ファンの開発を行っていたのですか。
開業した当初はPCパーツの小売店で、製造や開発は行っていませんでした。
いわゆるPCショップでしょうか。
その通りです。CPUやメモリ、マザーボード、グラフィックスカードなど、PCパーツ全般を販売していました。また当時はCPUのオーバークロックが流行っていたこともあり、高性能なCPUクーラーを積極的に取り扱いました。その仕入先の一つだったのが台湾の
Kolink International Corporation(以下Kolink)です。その後順調に会社が成長し、Kolinkと協力して新たなブランドを立ち上げようということになりました。こうして2005年に誕生したのが
Noctuaです。
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| Noctuaは、オーストリアのRascomと台湾のKolinkのコラボレーションにより2005年に設立された |
Noctuaの製品について、開発やマーケティングはRascomが、製造はKolinkが担当しているということですが、これはブランド立ち上げ当初からでしょうか。
はじめは、Kolinkが製造設備を持っていなかったため、別の会社に委託する予定でした。しかし、我々の求める品質のものを製造してもらうのは難しいということが分かり、Kolinkが自社で製造できる工場を構築することになりました。
現在Noctuaにはどのくらいのスタッフがいますか。
Rascomが約80人、Kolinkが約250人で、そのうち製品の開発スタッフは13人になります。ちなみにCOMPUTEXなどで製品の解説をしているJakob Dellingerはブランド立ち上げ時からのメンバーになります。
| エルミタではおなじみのJakob Dellinger氏は、Noctua立ち上げ時からのメンバー。ちなみに当時はまだ学生だったとのこと |
Noctuaの製品はカラーリングが特徴的ですが、このカラーになった理由を教えて下さい。
ブランドを立ち上げた当時、PCパーツのカラーにはブラックとシルバーのほか、ブルーやレッドがあり、これらのカラーに被らず落ち着いた色にしたいと考えていました。さらに私がコーヒーやチョコレートが好きということもあり、このカラーリングになりました。
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(2025.03.23 09:00 更新)