最大5.5GHz。世界最速クラスのCPUが販売解禁
Intelから、開発コードネーム・Alder Lakeこと第12世代Intel Coreプロセッサの最上位モデル、
Core i9-12900KSが発売された。世界最速クラスを謳うデスクトップPC向けCPUで、価格は
105,800円。
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店では恒例の“やや深夜販売”も実施されたほか、6日(水)からは各ショップでも販売が一斉に始まる。
今年1月に行われた
CES2022で明らかとなったAlder Lakeの“SPECIAL EDITION”。3月28日(月)より
予約受付がスタートしたが、各ショップによると通販での予約は好調で、すでにかなりの数が売れているという。もともとIntelの最上位CPUは、世代を問わず人気が高いが、とあるバイヤーからは
「全国のエンスーなユーザーの多くが購入しているのかもしれない」との声も聞かれた。
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「Core i9-12900K」(画像左)と「Core i9-12900KS」(画像右)。SPECIAL EDITIONのほうがブルーが濃いデザインとなっている
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一方で店頭予約の方は振るわず。本日“やや深夜販売”を実施したパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店も、22時の解禁時間に合わせて商品の引き換えに訪れたお客は1名のみだった。今回“やや深夜販売”の実施を見送ったあるショップは
「SPECIAL EDITIONとはいえ、数量限定ではなく従来品と変わらない。通販でいつでも購入できので慌てなくても大丈夫と考えている人は多い」と話していた。なお、気になるパフォーマンスについては、
最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証で是非チェックしてほしい。
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本日購入した理由を聞いたところ「研究関連の仕事でどうしても早く入手したかった。マザーボードと360mm水冷ユニットはともにMSI製を購入し、あとはCore i9-12900KSを搭載するだけの状態で買いに来た」とのこと
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解禁直前の21時55分のパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店(写真左)。22時の商品引き渡し後はすぐに閉店となった(写真右)
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6日(水)の開店時より販売を始めるショップは
パソコンショップアーク、
オリオスペック、
ドスパラ秋葉原本店、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、
ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.。いずれも初回の入荷数は潤沢ですぐに完売する心配はない。
どちらかといえば「一部のZ690搭載ハイエンドマザーボードの入荷が遅れ品薄で困っている」という声がチラホラ聞かれた。マザーボードとの同時購入を検討している人は事前にチェックをしておいたほうがいいだろう。
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6日(水)の開店時より販売を始めるショップも着々と準備が進められていた
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