大型PCケースだからできる3室構造のE-ATX対応モデル
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)ブースで
「FRAME 5000D」と共に華々しく肩を並べたのが
「AIR 5400」だ。

「AIR 5400」は、CORSAIR初となるトリプルチャンバー構造を採用したPCケース。(1) CPU専用の冷却エリア、(2) グラフィックスカードとマザーボードを収める中央チャンバー、(3) ストレージと電源ユニットを分離配置した第3チャンバーの、合計3区画で構成されており、それぞれの熱源を隔離することで冷却効率を最適化している。

この構造を実現するには、当然ながら筐体サイズを大型化する必要がある。展示機の写真を見ると「AIR 5400」本体と来場者との対比から、その圧倒的なサイズ感がはっきりとわかる。

内部を見ると、特に目に付くのはラジエーターを収納する専用の冷却用チャンバーには、クリアなエアフローガイドを装着。E-ATX規格マザーボードまで対応する広いマザーボードトレイは、背面コネクタマザーボード用のカットも用意。フロントおよび左側面はそれぞれエッジ部にカーブを設けた曲面ガラスを採用するピラーレスデザインで、右サイドパネルには後方ヒンジの開閉式としている。

カラーはブラックとホワイトの2色を用意。気になる発売時期については、2025年第3四半期から第4四半期を予定しているという。続報を待とう。