ASRock Incorporation(本社:台湾)は2026年1月17日(土)、東京・秋葉原にて
「ASRockファンミーティング2026」を開催。会場のLIFORK 秋葉原 II(〒101-0021 東京都千代田区外神田3-13-2)には、オープン前から長い行列ができるなど、多くの熱心なASRockファンが集結した。
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イベントの目玉は、米・ラスベガスで先日開催された「CES 2026」で発表された新製品の数々だ。同社初となるオールインワン型水冷ユニットをはじめ、マザーボードやグラフィックスカード、ゲーミングモニター、ミニPC、電源ユニットなど、いずれも日本初公開の製品が会場に持ち込まれていた。
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来場者の関心を最も集めていたのは、やはりオールインワン型水冷ユニットだ。AIO水冷市場への参入について、ASRockエクストリームプロダクトマーケティングの原口氏は、「単純にラインナップを増やしたいから参入するわけではない。マザーボードを扱う中で、CPUの冷却がシステム全体に及ぼす影響は大きいと考えていた。そこで、マザーボードやグラフィックスカードで長年培ってきたノウハウを活かし、最高のAIO水冷をお客様に届けたいという思いでスタートした」と語った。
(2026.01.11 更新)
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シリーズ構成は、Taichiを筆頭にPhantom Gaming、Steel Legend、Challenger、Pro、WS(ワークステーション)と、マザーボードやグラフィックスカード、電源ユニットでお馴染みのラインナップが揃う。
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共通仕様として、ベースプレートにはフィン間隔0.1mm、フィン厚0.08mmの超高精度スキーブドフィンを採用。ラジエーターは放熱性能を最大化しつつ空気抵抗を最小限に抑えるため、フィン間隔を1.3mmとしている。これにより、低回転数のファン動作時でもスムーズなエアフローを確保し、冷却効率と静音性の向上を実現しているという。
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ラジエーターの冷却に重要なファンには、グラフィックスカードのVGAクーラーで採用されるストライプリングファンブレード採用ファンを搭載。静圧重視の設計により、ラジエーターフィンの奥深くまで効率よく風を送り込むことができる。
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高密度フィンの採用により高いポンプパワーが求められるが、これに対応するため、AIO水冷としてはトップクラスの性能を誇る専用ポンプを開発したという。Phantom GamingおよびSteel Legendでは、最大揚程2.3m、流量1.76L/分のポンプを採用。ChallengerおよびProシリーズでも、最大揚程1.9m、流量1.65L/分と、他社製AIO水冷のハイエンドモデル並みの性能を謳う。
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AIO水冷の課題である水漏れや冷却液の減少に対応するべく、「自動車に採用されるものと同レベルで、13年使い続けられる耐久性がある」(原口氏)というIIR+EPDMチュービングを採用。AIO水冷で使用されるチューブとしては、オーバースペックと言える高品質なものだという。
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これら耐久性の高いパーツを採用することで、AIO水冷としては異例となる6年保証が提供される点もアピールされた。なお、鋭意開発中のTaichiシリーズ(Taichi AQUA LCDを除く)を除き、全モデルは3月の発売を予定している。
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