前後にマグネット脱着の120mmファン、特許技術採用ヒートパイプを搭載
ZALMAN(本社:韓国)は2025年7月2日(現地時間)、デュアルファン仕様のサイドフロー型CPUクーラー
「ZET 5」シリーズを正式発表した。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップする。
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COMPUTEX TAIPEI 2025ではジェットエンジンを想起させるスタイルで展示されていた
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航空機のジェットエンジンをモチーフにしたという、円形デザインのサイドフロー型CPUクーラー。5月末に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2025にて披露された製品で、円形120mmファンを前後に2基搭載したデュアルファン仕様になっている。
ヒートシンクは53層のアルミフィンと5本のヒートパイプ、銅製の大型受熱ベースで構成。ヒートパイプには焼結による熱抵抗を最小化しつつ高効率な放熱を可能にする、特許技術の「RDTH(Reverse Direct Touch Heatpipe)」が採用され、TDPは200Wまで対応する。
ハイドロベアリングを採用する120mmファンの仕様は、回転数600~2,000rpm±10%、最大風量44.48CFM±10%、最大静圧1.4mmH2O±10%、最大騒音30.4dBA±10%など。前後のファンはポゴピンとマグネットで取り付けられ、メンテナンスも容易。コネクタはPWM 4pinとARGB 3pinを備える。
対応プラットフォームは、Intel LGA1851/1700/1200/115x、AMD Socket AM5/AM4。外形寸法は幅130mm、奥行き117mm、高さ158mm、重量970g。なお、製品には高熱伝導グリスの「ZM-STC10」が標準で付属する。