Ryzen 5 3500とB450マザーボードのタッグに注目
それなりのパワーを要求されるゲーミングマシンの心臓として、ミドルレンジシーンで存在感を高めている
「Ryzen 5 3500」。6コア/6スレッド構成で大容量キャッシュを内蔵しつつ、2万円を大きく下回るコストパフォーマンスの高さがその理由だ。
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ストーム「PG-JU」 基本構成価格税込94,800円(2020年3月現在)
製品情報(ストーム)
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そして最良のパートナーとの呼び声が高いのが、一世代前のエントリー向けチップセットであるAMD B450を搭載したマザーボード。PCI-Express4.0対応SSDなど一部の最新ハイエンドパーツこそ使えないものの、Ryzen 5 3500の定格運用にはまったく問題なく、何よりコストをかなり抑えることができる。
まさに手頃な価格のゲーミングマシンを構築するプラットフォームにはうってつけ。この
「Ryzen 5 3500+B450マザーボード」の組み合わせは、バリューゾーンの新たな強力タッグとして自作シーンで注目されているだけでなく、目下BTO市場でも選択肢を増やしつつある。
GeForce GTX 1660を組み合わせ、10万円以下で販売される「PG-JU」
そして新しくストームブランドから発売が始まった
「PG-JU」は、まさにこの「Ryzen 5 3500+B450マザーボード」という組み合わせを採用したBTOマシンだ。グラフィックスカードはNVIDIAのミドルレンジGPU GeForce GTX 1660搭載モデルをチョイス。フルHDの快適なゲームプレイを可能にするパフォーマンスを確保しつつ、基本構成価格を10万円以下に抑えている。
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バリューゾーンにおける旬な構成を採用する、ストームのお値打ちゲーミングマシン「PG-JU」の販売が始まっている
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続いて基本的な構成をチェックしておこう。MicroATXベースのシステムで、メモリはDDR4-3200MHz 16GB(8GB×2)、ストレージはPCI-Express3.0(x4)接続のNVMe SSD 256GBを実装。PCケースには、これまた優れたコストパフォーマンスが評判を呼んだ「黒鴉 kurogarasu」が採用されている。格安ながら強化ガラスパネルとヘアライン調仕上げのフロントフェイスを備える、トレンドを押さえた魅せるPCケースだ。なお、電源ユニットは80PLUS GOLD認証の750Wモデルが組み込まれる。
これで基本構成価格は税込94,800円(2020年3月現在)。ポイントを押さえたバランスの良い構成で、これから本格的にPCゲームを始めようというエントリーゲーマーにもピタリとフィットしそうだ。