最新V-BOISで開花したRX 5600 XT搭載のOCモデル「PULSE RADEON RX 5600 XT 6G」
フルHD(1,080p)ゲーミングをターゲットに据えるアッパーミドルGPUのRadeon RX 5600 XTグラフィックスカードには、「PULSE」シリーズの
「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5600 XT 6G GDDR6 HDMI / TRIPLE DP OC W/BP (UEFI)」(以降「PULSE RADEON RX 5600 XT 6G」)をチョイスした。
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SAPPHIRE「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5600 XT 6G GDDR6 HDMI / TRIPLE DP OC W/BP (UEFI)」 実勢価格税込35,800円前後(2020年7月現在)
製品情報(株式会社アスク)(SAPPHIRE)
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先にスペックから確認すると、動作クロックはゲームクロック
1,615MHz、ブーストクロック
1,750MHzのオーバークロック仕様。出荷時より最新のV-BOISに更新されているため、メモリクロックも
14,000MHzに上昇、グローバルリリース時と比較して大幅にクロックが引き上げられた。メモリバス幅は192bitでビデオメモリはGDDR6 6GBだが、それ以外は上位GPUのRadeon RX 5700とほぼ同等のスペックを備えている。
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デュアルファンクーラーを採用する、「PULSE」シリーズのRadeon RX 5600 XT搭載モデル。国内向けモデルは初期出荷時より最新V-BOISを適用、上位に迫るスペックを手に入れた
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冷却機構は、95mmの大口径デュアルファンを並べた
「Dual-X」クーラーを採用。セミファンレス機能やファン換装機能をサポートする点は、先ほどと同様だ。高品質コンデンサやヒューズプロテクション付き補助電源コネクタ回路を搭載、安定性と堅牢性を高めた設計が用いられている。
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95mm口径の大型ファンを備えた「Dual-X」クーラーは、厚みのある2.5スロット占有仕様。補助電源コネクタは8pin×1を備えている
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表側のクーラーと基板をサンドイッチ、基板裏コンポーネントを放熱するアルミ製バックプレート
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PrimaryとSecondaryのBIOSを切り替えるスイッチを搭載している
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出力インターフェイスは、DisplayPort1.4×3とHDMI2.0×1の4系統。こちらも先ほどのRadeon RX 5700 XTと同様、かなりクーラーの縦幅が大きいことが見て取れる
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