「HD Tune Pro 5.75」で詳細な傾向をチェック
続いて「HD Tune Pro 5.75」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていこう。
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【Benchmark Read】
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【Benchmark Write】
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【FileBenchmark】
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【Random Access Read】
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【Random Access Write】
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「Benchmark」および「FileBenchmark」は、読込・書込ともほぼブレのないフラットなグラフ。「Block size measurement」テストもきれいにスコアが上昇しており、キャッシュ不足のような症状もみられない。またランダムアクセスは、読込が最高約50,000IOPS、書込が最高約57,000IOPSで、
「PG3VNF」シリーズから読込は2割程度高速化している。
「ATTO Disk Benchmark 4.00」でもシーケンシャル性能をチェック
次に「ATTO Disk Benchmark 4.00」でもシーケンシャルアクセスの性能をチェックしておこう。
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【ATTO Disk Benchmark 4.00】
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「ATTO Disk Benchmark 4.00」は、書込は最高3.91GB/secで、
「PG3VNF」シリーズとほぼ同等。一方、スコアが伸び悩んでいた読込は最高5.26GB/secを記録し優勢だ。ここまでの結果を見る限り「PG3VND」シリーズは、「PG3VNF」シリーズと同等以上の性能と言っていいだろう。
2TBモデル「CSSD-M2B2TPG3VND」のパフォーマンス検証
続いて、シーケンシャル書込が4,200MB/secと若干控えめな2TBモデル「CSSD-M2B2TPG3VND」を取り上げる。実際のベンチマークでも、有意な差が出るのだろうか。早速検証を進めていこう。
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シーケンシャル書込以外の公称スペックは1TBと全く同じ「CSSD-M2B2TPG3VND」。なお「CrystalDiskInfo 8.8.2」を始め、一部のベンチマークで、製品名の表示がおかしいがこれは評価サンプルのため。製品版では修正されているので安心してほしい
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ベンチマークテスト:「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」
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【AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776:総合ベンチマーク】
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【AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776:Compression-Benchmark】
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総合ベンチマークのスコアはシーケンシャル読込約4,261MB/sec、書込約3,880MB/sec、ランダム読込約2,090MB/sec、書込3,050MB/secで1TBモデルとほぼ同じ。総合スコアも7,529ポイントで、その差は約2%とごくわずか。測定誤差の大きいストレージ系のベンチマークでは有意な差とは言えないだろう。また「Compression-Benchmark」の読込はやはり右肩上がりで、圧縮率が高くなるにつれ速くなる。